甲状腺癌摘出手術~手術翌日 [甲状腺癌闘病記]
甲状腺摘出手術翌日の様子です。
朝目が覚めて起き上ろうとしましたが、のどにかなり違和感があり、
ベッドの手すりにつかまらないと起き上がれませんでした。
別にそんなに痛くはなかったんですけどね。
そのひはおかゆメインの食事だったんですけど、
傷口そのものよりも、食事を飲み込むときに喉の奥の方がちょっと引っかかって痛い感じ。
でも食欲の方が全然勝るくらいの程度です。
ただ朝食時はまだ気持ち悪いのが続いていて、食事中にいったん横になってしまいました。
まあでも最終的には完食しましたけど。
その後10時くらいより教授回診ということで診察室へ(回診なのにこっちから行くのか?)
教授が出てきておもむろに傷口を押し出したのですよ!!
「いたたた・・・」と思わず声を出したら、「押したら痛いか?」ですと。
あんたも手術翌日に傷口押されてみればいいですよと思いつつ、
特にそれ以外何をするわけでもなくOKということで終了。やんなくてよかったんじゃ?
あとは教授回診前か後か忘れたけど主治医による説明もありました。
ここでは手術中の写真とか摘出した甲状腺の写真とかを見せてもらいました。
この傷口の大きさからこんなに広げるんだって位広がっていた。
そして驚いたのが出血量。なんと40ccで済んだとのこと。
それって血液検査4回分くらいじゃん。そんなに少ないんだと。
甲状腺は血流が多くて手術は比較的出血が多いとか聞いてたんだけど。40ccって!!
まあ少ないに越したことはないのでよかったですが。
ちなみに術後の写真です。
首の上のガーゼのとこと、見えないけど胸から2本ドレーンが出ています。
傷口は縫ったというより、ホッチキスのようなもので止めてありますね。
あとはもうその日はうろうろする気にもなれずほとんどベッドで寝ていました。
途中で母親と嫁が来たものの、起き上って話をする元気も出ずほぼ寝たきりでした。
とはいっても昼食も夕食も完食しましたけどね。
ちなみに前日夜中にカテーテルを抜いた後がまだ痛くて、
トイレに行くたびに格闘でした。傷口よりなによりこれが一番痛い。
傷口はなんというか、蚊に刺されたときに思いっきり掻くとピリピリ痛くなると思うんですけど、
ちょうどそれくらいの痛みでしかなかったです。
あとドレーンが2本入っていて(術前説明では1本だったんですが…)、ちょっとうっとおしいくらい。
手術自体初めてで手術そのものよりも終わった後が心配だったけど、
そんなにひどい状況でもなく過ごすことができたようです。
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