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甲状腺癌摘出手術~手術当日 [甲状腺癌闘病記]

今日は甲状腺癌摘出手術の当日について書いてみようと思います。

 まずきつかったのが、朝から断食なこと。腹減ってしょうがない。

しかも朝から点滴して手術着も着ているとなんか不自由だったしね。

でも初めての手術にもかかわらず、手術に対する不安とか心配はほとんどありませんでした。

全くないわけじゃないけど、でもまあそこまで大変な手術ではないと思っていたし。

一番心配だったのは、終わった後痛いんじゃないかということでした。

 

その日は娘の幼稚園で保護者参観があった日なので、嫁は午前中そっちに出てから昼頃病院へ来ました。

両親が来たのも昼ごろだったかなー。はっきり覚えていませんが。

予定ではその日の3件目の手術で、午後1時くらいからとのことでした。

でも前の人が延びたりなんだりして、確か手術室に入ったのは2時半くらいだったかな。

イメージではストレッチャーに乗せられていくのかと思っていたら、

「元気そうだから自分で歩いてきてください。」と言われ、点滴を押しながら歩いていきました。

 

手術室入り口ではバーコードで本人確認をした後、実際の部屋へ。

部屋は思ったよりも狭い感じでした。

まあたいそうな機材もいらないんだろうから、 そんな広さもいらないんでしょう。

部屋へ入ると執刀医がストレッチ中でした。イメージでは手を胸の高さに上げて入ってくる感じだったんだけど。

まあ麻酔の後にそういうことがあったのかもしれませんが。

そこで血圧とか測ったり、肺塞栓予防のためのマッサージ器みたいなのをつけたり、

手術台に縛り付けられたりしていると、年配の麻酔科医が登場。

前日の問診は若い女医だったのですが、さすがに彼女一人ではなかった様子。

そこで点滴になんか薬を入れられました。頭がボーっとしますよーと言われたが変化なし。

また血圧測ったりとしているうちに、年配麻酔科医の「よし、やるか」の掛け声とともに、

今度は麻酔らしき薬を点滴に入れられました。

また頭がボーっとしますよーと言われ、確かに今度はなんだかくらくらする感じ。

あーこーやって麻酔にかかるのかーと思って、次に気づくと、手術終了後。

全身麻酔ってすごいですね!!名前呼ばれたのに反応するまもなく意識なくなってたよ。

感覚としては、なんだか夢を見ていた気もするんですが、はっきり内容は覚えていません。

声をかけられて目覚めた時も、手術前にウトウトしてしまって呼ばれたんだと思ったくらい。

そしたらすでに終わってた。一瞬だとは聞いていたものの体験すると驚愕しますね。

 その後回復室で何やらいろいろ測られたりしてから、ストレッチャーで病室まで。

ストレッチャーのせいか麻酔のせいかちょっと気持ち悪い。 人工呼吸器もなんか違和感あるし。

部屋につくと嫁と両親が呼ばれて部屋へ入ってきたのがわかりました。

呼びかけられた声は聞こえてたんだけど、答える力がなく目も開けられず。

確かその位ですでに午後8時位になっていたと思う。

2時半くらいからの手術で3時間の予定が3時間半になったらしくて、

6時くらいかと思いきや、麻酔の時間とか手術後の目覚めるまでの時間は3時間半には入ってなかったらしい。

 

そのうち嫁と両親が帰って、私もまた寝てしまいました。

夜中に看護婦さんに起こされて、戻ってから3時間たつので、

人工呼吸器と尿道カテーテルとマッサージ器をはずして着替えをして、

トイレに行ってうがいして水飲んでとやらされました。

手術前の説明では1本入れると言っていたドレーンがなぜか2本入っていました。

ちなみに尿道カテーテルを外すときの痛さと言ったらありえないですね。

今回の手術関連で経験した中で一番痛かったですよ!!

看護婦さんに手伝われながら起き上ると、異常に気持ち悪い!!

ちょっと耐えられなくていったんまた横になって、少ししてから再挑戦。

今度はなんとか耐えながら着替えをして、トイレへ。

フラフラになりながら出してるとカテーテル抜いたばかりだからか、これまた痛いのなんの。

気持ち悪いし痛いしで満足に出せませんでしたよ。

トイレから出た時はもう立ってるのがやっとで、洗面台まで行けずベッドへ直行。

ベッドの上でうがいをして水を飲みました。心配していたむせも全くなく、声も出ました。

ちょっと飲み込むときに首の中が痛い感じですが、大したこともなく。

傷口自体もほとんど痛みはなく順調でした。

これが終わるとまた眠ってしまいましたが、頻繁に看護婦さんが点滴チェックに訪れて、

そのたびに目が覚めてまたうとうとしての繰り返し。

なんかちょっと熱があったみたいで寝汗もかいていた感じ。

そのうちまた朝が来るのでした。

 

こんな感じで手術は無事終了しました。

いろいろ感想がありますが、なんといっても

・全身麻酔すごすぎる

・尿道カテーテル痛すぎる

・傷口痛くなさすぎる

この3点がどれも驚きでした。

まあ無事に終わって何よりです。


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